いつか自分の本を出したい…という夢はわりとカンタンに叶えられる

電子書籍/ペーパーバックPODのキンドル出版、ZINE/リトルプレス、同人誌。本はもっと気軽に出せる

my ISBNとKDPの比較 | PODプリントオンデマンド出版

お題「20年後どうなってる?」 プリントオンデマンドという、「ほぼ出費のない受注生産方式」の登場、20年前には想像もつかないことでした! おかげで私もまた本を出すことができるようになり、ありがたいことこの上なし。 さらに20年後はどんな出版形態があ…

自分の本を書店に流通させる方法3つ+α

お題「漫画は紙派?電子派?」 紙の本は、電子書籍とはもちろん売り方が違って、その一番大きな違いは 「書店に並ぶか否か」 ではないでしょうか。 紙の本を作った時、本屋さんに置いてもらう方法 前提)ISBNの取得が必要です。 (お金を払えば、個人でも取…

【湘南 秋日の読書散歩 連動企画】本が5分で作れるミニワークショップ at 茅ヶ崎 | 2023.11.5(日)

お題「秋といえば!」 茅ヶ崎・辻堂・藤沢の「本好きな個人店」のイベント「秋日の読書散歩」のショップ連動企画として、ワークショップ開催が決まりました。 【出入り自由・申込不要】本が5分で作れるミニワークショップ ホチキスの使い方を工夫するだけで…

最低印刷部数の壁 | コミケやコミティアで売れずに泣いて帰ってくる人にこそ、1部からのPOD(プリントオンデマンド)を勧めたい

今週のお題「急に寒いやん」 秋はイベントの季節です。 11月には楽しみにしている文学フリマがあります!今年の秋は一般参加、来年初夏はサークル参加の予定です(^^) 通常、印刷部数は50部や100部から/amazonのKDPなどPODなら「1部」から 「チラシも冊子も1…

Wordは文字の行間を適度に取ることで、ぐっと本文デザインが良くなります

今週のお題「急に寒いやん」 読書の秋、芸術の秋。 皆さん執筆、はかどっていますか? 本日は紙の本を作る際の、ワードやpagesといったテキストの作り方のコツを少々。 行間を適度に取ることで、本文デザインがぐっと良くなります これは実物を見ていただい…

amazonで本を販売する方法も2種類あります

お題「もっと早くやっておけばよかったと思う事」 amazonで「本」を販売する方法には、2種類あるのです マーケットプレイスに出店する Kindleダイレクトパブリッシングを利用する どちらも、本を買いに来た人が買えることにはなるのですが、出す側の負担がか…

KDPのセルフ出版を利用するために必要なこと | 手続き1:アカウント登録

今のところたぶん最強のセルフ出版、KDP。 私はだいぶ前に登録してしまったので、最新の方法も確認しながらメモを残しておきます。 こちら、日本人が日本でセルフ出版したいとき用です。amazonはグローバル展開なので、海外のことについても設問がちょいちょ…

出版するためにいちばん重要なことを聞いてみた

お題「もっと早くやっておけばよかったと思う事」 今年になってから、個人で本を出すことにカムバックしました。 どうせなら、もっと早くカムバックしておいても良かったんじゃないかという気がします(笑)。本は楽しい。 活動を休止していたのは、ガチの業務…

【印刷込み】自分の名刺を作れるワークショップを開催します at 湘南 | 2023.10.22(日)

自分の名刺を作れるワークショップを開催します 「本づくりよりも、もっとライトなワークショップはないのかね」というお声で、開催決定しました(^^) 名刺だけでなく、気軽に使える自己紹介ツールやショップカードまで、書く内容は自由です。 内容を考えるだ…

本を作るならおすすめのサイズは? | Kindleペーパーバック判サイズ一覧。amazonはやっぱりすごい

特別お題「わたしがブログを書く理由」 本の種類によっておすすめの判型サイズがあります 本を作る前のサイズ検討は、書店で実際に棚を見ていただくと、イメージがつかみやすくなります。 以下、よくある判型です。 小説:文庫判、A6判 マンガ:B6判、四六判…

はじめて作品を出版するまでの道筋で、つまづきやすいところを書き出してみる

特別お題「わたしがブログを書く理由」 「本を出したい!」というけれど「出せていない人」は、どこでつまづくのか? 原稿やっている人が多いので、雑談中に「ああ〜、それ!」というお話がちょくちょく出ます。 私も「次の本を出さなきゃ……」と思いつつ、ス…

学術論文の公開にセルフ出版が活用されたら負担が減るのでは?

特別お題「わたしがブログを書く理由」 論文は、学術書として商業出版されている 学術書、しかも超専門的な内容。 みなさんもご想像がつくと思いますが、部数が出て儲けられるタイプの本ではありません。 大学の図書館等が定期購読していて、「ジャーナル」…

1冊から作れる書籍・同人誌ならamazonが最強 | 価格比較つき

もしも1部だけ製本冊子を作るならどこが安いか決定戦 条件 A5版または新書判 表紙・裏表紙カラー印刷 本文モノクロで128ページ 見積もり価格(送料込み) KDP(amazon) :918円 プリントパック:6,930円 スターブックス:9,507円(約3ヶ月前入稿の早割) 安い…

本の裏にあるバーコード:ISBNとJANコード

本の裏にあるバーコードのお話 書店で売られている本には、バーコードが2つついています。 (雑誌は1つだったりしますが) 上はISBN(International Standard Book Number) これは書籍や出版物を一意に識別するための国際的な標準識別番号です。 「このコー…

手描きの絵本を本にするための印刷・スキャンとデジタル処理

手描きの絵本の原稿があって、閲覧用のサンプル本を作るというケース 先日のワークショップで、 「手描きの絵本原稿があるので、閲覧用に1冊製本する」 という素敵な計画を聞かせていただきました(^^) こういうDIY製本、いいですね〜!秋頃のイベントで展示…

プリントオンデマンド(POD)というamazon出版のしくみ | 個人が費用をかけずに本を作れるカラクリ

amazonのプリントオンデマンドなら0円で出版できるというしくみ 本日は、このブログでおすすめしている「紙の本」の出版方法について、なぜ0円なのかというしくみの解説です。 正確には、作者が出版する費用は0円ですが、購入者がお金を出していますし、出版…

【書籍化】食べられる野草の植物イラスト図鑑『野草ハンターAtoZ その辺の草を採って食べよう、育てよう』発売

こまらせクリエイターの『野草ハンターAtoZ その辺の草を採って食べよう、育てよう』が書籍化されました。 食べられる野草の植物イラスト図鑑が、頭文字AtoZ形式で登場。その辺の雑草を食べる無茶振り企画が、オンライン版でコアな人気を博し、ついに単…

エッセイも郷土資料。図書館の職員さんの話で感じた自費出版の2パターン

先日、図書館の職員さんをしていた方とお話しました。その時に感じたことについて。 自費出版について、大きく分けて2パターンの例とともに。 1.お金持ちの社長さんが出版社から出した自費出版 出版社の自費出版は、社長さんとかがよくやるらしいんですね。 …

Chat-GPTを書籍出版の執筆に使ってもいいのか?

今週のお題「苦手だったもの」 Chat-GPTを書籍出版の執筆に使ってもいいの? 時代の流れですね!今年になってからよく聞かれるようになった質問です。 簡潔にいいますと、現在のChat-GPTの規約としては問題ありません。 ただし我が国の司法・立法には、Chat-…

ブログや冊子作成者必見!自宅印刷プロのオススメ美しい仕上がりの紙王者決定戦

自宅印刷プロとは、言い方を替えてしまうと「家で仕事している人間」ですね。 ちょっとしょぼくなってきましたが、中身はマトモ。オススメ紙の解説です。 高コスパの100円ショップ 100円ショップの紙は、安い上に、そこそこ良いです。 用途によっては、amazo…

自分の本を売る最適なオンライン書店は? トップ3以下はかなり厳しい

自分が出版する本はどこで? オンライン書店が売れているのかという話 本日は、作った本を販売するための、オンライン書店選びについて。 質問をいただいきましたので、忘れないうちに! 利用されているオンライン書店トップ3 ちょっと古いデータ(2018年)な…

在庫の罠!本を出版する際に気をつけるべきリスクとは?

本の在庫は、豪邸住まいの貴族以外は持たない方がいい 自宅に在庫を持って、個別の発注に対して発送していた時代があります。 薄い本ならまだいいですが、それなりの厚みが出てくる「長編小説本」、密度が高い「オールカラー印刷カタログ・雑誌」は大変です…

絵本を出版する前に知っておきたい!注意すべき落とし穴

絵本の出版で難しい【アナログ原稿のタッチ再現】 「絵本の出版をしたい」というお話はちょくちょくあります。人気ジャンルですね! その中で、具体的な作品例を見せてくれた方がいます。 Instagramに上がっている原稿・作品を拝見したところ…… 絵と一緒に、…

書籍出版の条件は、このうち1つが基準値に達すれば誰でも可能です

書籍出版の条件は、このうち1つが基準値に達すれば誰でも可能です お金 実力&運 地道な作業努力 本を出したい人は、上記のうち一つを満たしてもらえれば大丈夫です。 どれか1つだけで書籍出版はできます。ほかの条件にもポイントがつけば「あわせ技でもっと…

金銭的なハードルを乗り越える、低コストな書籍出版の方法2パターン

とにかく低コストで出版したい人向け、初期投資0円の販売スタート 個人で本を作ると、自分で印刷費を負担して配布するというイメージが強いかもしれません。 今は印刷/販売どちらの方法も進化していて、初期投資0円で販売がスタートできます。 私も最近はも…

印刷のお金と時間を見直す!コピーとプリンタのコスト対決

今週のお題「ゾッとした話」 安いのどっち?→コピーをとる vs プリンタ まず結論から言いますと、コピーをとるよりも、プリンタで何部も刷るほうが低コストです。 技術の進歩で印刷コストは変化しますが、現在はどのメーカーのものでも、概ねこの結果になり…

いちばん簡単であろう書籍発行ジャンルの教本を参照してみる | はじめての同人活動ガイドブック・表現探求サークル

いちばん簡単であろう書籍発行の方法について、解説書を発見 この本は「同人活動がしたい!」とやる気満々になっている人向けに、具体的な方法をレクチャーしていく本です。 内容がぎゅうぎゅうに詰まっているため、「パッションがない人」はついていけなか…

私の周りで今年に入ってから本を出した人を紹介します!

今年に入って本を出している一般の方の、事例紹介 今年に入ってから、「本を出したい」という人がとても多いのだと知りました。 そんな中で、私の周りで実際に本を出しているのは…… 5名!(自分を除く) 多いのか、少ないのか? 私の交友関係が偏っているの…

【図解】ハードカバーの無線綴じ製本

今週のお題「自由研究」 【図解】ハードカバーの無線綴じ製本 製本ワークショップで配布した、ハードカバーの無線綴じ製本の説明書です。 実際にやりながら説明する 材料はこちらで用意しておきました形式 のため、これだけだとちょっと難しいかもしれません…

白紙からのスタート! 書籍出版を始めるための準備手順【一番やりやすいKindle電子書籍】

今週のお題「やったことがあるアルバイト」 「よし、これから原稿を書いてみよう」という方にちょうどいい 読んでいた本に、たまたまKindle電子書籍出版の項がありまして、 「まだ原稿を書いていない人が手を付けるときの流れ」 が解説されていました。 要約…

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