今週のお題「急に寒いやん」
読書の秋、芸術の秋。
皆さん執筆、はかどっていますか?
本日は紙の本を作る際の、ワードやpagesといったテキストの作り方のコツを少々。
行間を適度に取ることで、本文デザインがぐっと良くなります
これは実物を見ていただいたほうがわかりやすいです。
タイトルや見出しはパッと目を引く太めの文字を使っていても、本文は「細め」が読みやすさのポイントなのです。
フォントサイズを上げるよりも、行間の余白を設けたほうがずっと見やすくなる!
よく、「読みにくいので文字のサイズを大きくして欲しい!」という話がありませんか?
実は、画像の通り、フォントサイズを大きくしても読みやすさが解決「できない」ケースが多々あるのです。
文字が大きいためぎゅうぎゅうになってしまうと、読みにくくなるのです。
かえって、小さい文字をスカスカにしておいたほうが、一行ずつ自然に読むことができスラスラといけます。
具体的なおすすめ設定
Wordで文章の多い本を作る場合、本文(文字の多いパート)はこんな設定がおすすめです。
- フォント種類:細めの書体。游明朝のL(レギュラー)など。
- フォントサイズ:本のサイズによりますが、四六判やA5なら12pt〜14pt
(最近は大きめの傾向) - 行間:0.5〜1.0行
社内文書など、どうしても狭いスペースにたくさんの文字を入れなくてはならない事があるかと思います。
けれども、本を買ってくれる方には、読みやすいもので何卒お願いします。
悩んだときは、市販の本をお手本にするのがオススメ
どうしようかと悩んだときは、市販されている本で、「すんなりと読める、同ジャンルの本」に寄せてみてください。
ビジネス書、小説などで、ちょっと雰囲気が違ってきます。
そんな各ジャンルの本にも、普通に読めたり、読みにくいなと感じたり、特徴が感じられると思います。
おすすめ図書
伝わるデザインの基本 増補改訂3版 よい資料を作るためのレイアウトのルール [ 高橋 佑磨 ]