個人で出す本、ジャンルの大別
「個人で出版」の域でも、幅広い目的・用途が存在します。
実際に「自分の本を出したい」という方も、行く場所・会う場所によってジャンルが違います。
……ということで、今までにご相談を受けたジャンル、忘れないうちに書いておきます!
今週のお題「自由研究」
ミニコミ誌
ミニ・コミュニケーションの略。
よく街で配布されていませんか?
そう、あのA5サイズのフリーペーパーなどです!
雑誌風、新聞風、チラシ風、いろいろあって、きちんとデザイナーが入っているものが多いのも特徴です。
個人というよりは、商店街や組合位のレベルで運営しているイメージが強いジャンル。
ですが、たまに個人でやっている人もいて、出会えると「おおっ!」と感激です。
リトルプレス
小部数で出版される手作り感の漂う本のことを指します。
ジャンルは、アートや文学、詩集などを中心に、「ハイソシャエティな同人誌」という感じです。
作者さん自身が制作・編集・販売して、ファンクラブ・会員等の限定的な読者層向けが主。
部数が少なく低コスト、自分で作るから努力次第で内容も良くしていけます。
自分自身の表現を試す場としても活用されているんじゃないでしょうか。
リトルプレスパックのサービスも知名度が上がってきましたね。
参考)ブログをやっている人向けの簡単出版
Zine(ジン)
マガジン[Magazine]の「ジン」です。
リトルプレスの一種で、独立した「雑誌!」という雰囲気の出版物を指します。
若くておしゃれな人達や、アングラ文化などを中心に、カッコイイものが配布されている傾向にあります。
私が読ませていただいたものは、どれもパンクだったりトンがっていたり、際立った自己表現のアイテムとして異彩を放っていました。
しっかりと自分の世界観を持っている方ばっかりで、感心してしまいます。
同人誌
説明不要! 同人誌だ!!
もとい、自主的に創作活動を行うグループ(サークル)や個人が、自費で出版する本のことを指します。
主にアニメや漫画、ゲームなどの二次創作作品が中心。
一次創作の同人はマイナーなジャンルですが、「コミティア」などの一次創作同人イベントなどもありますよ〜〜。
やっぱり紙の本は、良いもの
今はなんでもwebで情報発信できちゃいますが、だからこそ、紙の本に良さを感じてしまいます。
手作りの温かみとか、画面のフォーマットにしばられない独自アイデアを見つけると、本当に嬉しいです。
作り手目線では、グラフィックデザインとWEBデザインにはやっぱり「違い」があるので、なおさらですとばい(^^)/