国立国会図書館への納本、出版社を通していないときは自分でやります
どうしていきなりコレなのかといいますと、最近出した2冊の書籍を納本したためです。
(バラバラに発行した本ですが、納本をためていました……)
国立国会図書館という響きに憧れを感じる?
本を出版して国立国会図書館に納本されると、
- 文化資産として永年保存される
- データとして公式に記録が残る
というのをご存じの方もいらっしゃると思います。
「国立国会図書館に所蔵されて永年保存されるなんて、すごいわ!」
……私にもそう思っていた時期がありました。
今週のお題「おとなになったら」
夢を壊してしまうようで申し訳ございませんが、実態としては、本を出したらくっついてくる事務作業です。
専門書やオンデマンド印刷本なら、15部出したら、実は納本義務が発生しているんですよ。
そう、たとえ私が作った同人誌であっても。
やらなくても、個人レベルで怒られることはありませんが、いちおう、義務。
ついでにブログのネタとして記録しておきます。
詳細は国立国会図書館のページにあります
やること
- 見本誌を1部拠出する
- 社会人的な送付状をつくる
- 1・2を封筒に入れて送りつける(ゆうメールがオススメ)
以上です。
カンタン。
送付状に「受領書希望」として返送先を明記しておけば、後日、「サンキューベリーマッチ」的なお礼状(受領書)が届きます。
文化資産として永年保存されたい方は、積極的に納本してください
以前読んだ小説(エンドロール [ 潮谷 験 ])で
「遺言集を国立国会図書館に所蔵し、皆が閲覧できるようにした」
という作戦のくだりがありました。
そういう使い方もあるんだなー、と驚いた次第です。